【ネタバレ】『風光る』が45巻で終了したので感想を書くよ

風光る45巻感想マンガ・ゲーム

【ネタバレ】『風光る』が45巻で終了したので感想を書くよ

渡辺多恵子先生、長い間お疲れさまでした。
無事に完結してくださってうれしいです。

表紙の幸せそうな二人、泣けてくるわ~

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『風光る』あらすじ

幕末の京都で、壬生浪士組(後の新選組)に入隊志願した神谷清三郎。だが、実は彼は男装した少女・富永セイであった。父と兄と3人で診療所を営んでいたが、長州の反幕派の浪人により診療所は燃やされ、父と兄は殺されてしまう。セイも火傷を負うが、たまたま近くを訪れていた沖田総司に助けられる。壬生浪士組に志願しようとしていた兄の意志を継ぎ、また父と兄の仇を討つため、しかし当時女子はかたき討ちを認められなかったために、彼女は性別を偽り壬生浪士組に入隊したのだった。

ウィキペディア(Wikipedia)より引用

私が思う『風光る』の好きなところ

もともと渡辺多恵子先生の描く男性が好きです。
男くさくないっていうか。ほんのり優しいみたいなところ。

父と兄の仇討ちのために、女の身で壬生浪士組に入隊したセイ。
命の恩人沖田総司に、早い段階で女性とバレる。(韓流っぽい)
隊内でも、セイを女性と知っているのは総司だけ。
なんだかんだ厳しくも、女性として思いやっている総司がイイ!

総司がセイのことを好きと自覚するのが遅いけど、それもまたいい。

そして斎藤一の「どっきゅん」がいい。(笑)
斉藤先生好きだなー。最後出てきてくれてうれしかった。

またかなり史実に沿って描かれているんだな、と思う作品です。
読み終わってウィキ調べたら、沖田総司の臨終時に黒猫がいた話とありました。
(風光る45でも描かれています)

本当に細かいところでも史実に沿って描かれていたんでしょう。
渡辺先生、本当にお疲れさまでした。

私なりの『風光る45』最終回の考察

なんとなくセイちゃんが子供産んで、子供と二人で頑張って生きよう。・・・みたいな最後になるんだろうなと思っていました。(まあまあ当たり)

『風光る』45巻 Amazonのレビューが大変なことに!

荒れてるんですよ。うん、まあ、わかるような気がします。

なんで彼の子供なのか?

ほぼほぼレ〇プっぽい描写で描かれているため、読者が納得していないんでしょうね。
彼がセイちゃんの事、好きである描写が書かれていればまだマシだったでしょう。
斉藤さんの方が良かった、という意見もありましたね。

ファンタジーでもなんでもいいから、総司の子供であってほしかった

これです。
セイちゃんと総司が、蛍を見るシーンでなんとかなってほしかったんですが…。
これを作者が良し…とはしなかったんでしょうね。

セイちゃんが一人で生きていく、っていう結末でも良かったんじゃ?

もしくは戦災孤児を育てて生きていくとかね。

私の希望は、斉藤さんが独身をつらぬいて
セイと子供を見守りつつ終わりが良かったです。(笑)

斉藤さんが、セイちゃんの隣の家に住んでたりしたら、最高でした!

そんな中でも私が一番良かったと思うレビュー

最後の■■の絡み,唐突だけれども良かったと思いました。

終わった後の様子をみるとセイも途中から許容していたんでしょう。呆然としているわけでもなく,納得した様子だし。

そもそもどうして沖田が激戦下にいるであろう■■のもとにセイを向かわせたのか。
まさか一緒に戦って死んでほしいと思うはずもなく。死のうとするセイを何とか生かして上げてください,という思いで遣わしたはず。

■■はそのメッセージは受け取ったけれども,セイは戦って死にたいというばかり。
どうしたらいいんだと。■■も特に心を許していたセイには是非生きてほしいと思っている。そうすると,こんな奴と一緒に戦いたくないと思わせればいい。(優しくすると一緒に死にたい気持ちを増幅させるだけ)。

それでものすごい悪者顔で最悪最低の行為に出たけれども,途中本音が出て,生きてほしいと言ってしまい,セイにもその気持が伝わる。
それは同時にセイに生きてほしいと願った沖田の気持ちと重なった。

そのままセイは■■の思いを体ごと受け止めて受け入れて生きることにした,ということではないでしょうか。すいぶん大人展開ですけれどもね(笑)。

■■との絡みがあることで,セイは沖田の意志だけではなく,新選組全員の意志を継いで生きてゆくことがわかる。だから最後「武士の子よ」で終わるんでしょう。

Amazonレビューから引用

う~ん、深いですね。彼の行為が「自分たちと戦わせないため、優しくしなかった」という理由がすごいな~と思いました。

セイちゃんとしては、嫌だったけど、彼の「生きていて欲しい」という気持ちが伝わった。

セイちゃんの気持ちがこの通りだったからこそ、行為後のセイちゃんが、取り乱しても悲観していもいない、落ち着いていたのかな?と思わせます。

でもまあ女性の立場になってみると、難しいところですよね。

【ネタバレ】『風光る』45巻まとめ

実は私は1回目読んだときに、なぜセイに子供がいるのかが理解できなかったんですよ。
「え?誰の子供?」って。
Amazonレビューを見て、やっと意味がわかりました。
だって渡辺先生、あの問題(?)のシーン、アップばっかりでわかりずらいんだもの。
引いて描いたら、余計にものものしいシーンになってたからだろうけど。(>_<;)

そうみると、セイが涙ぐんでるあたり「あー、そうなのかな。」ってわかるくらい。

それでですね、セイの子供の父親の件でAmazonレビューが荒れているんですね。
ただ私も「セイが子供を産んで、子供と二人で希望をもって生きていく未来」を望んでたので、まああれで良かったのかなとも思います。

時代背景としても、「男性が見染めた女性をむりやり・・・」みたいなのはあったのかもしれないですしね。

ただねー、もっと描き方あったんじゃないかなと。
なんか、こう、二人の間にもっと!何かが!

またファンの方が言ってるように、「総司の子供」というところをファンタジーにしてほしかったとも思います。病気で重症だったからできないんだけどね。

なにはともあれ渡辺多恵子先生、長い間連載お疲れさまでした。
完結してくださってありがとうございました。

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