【完結】『きみを死なせないための物語(ストーリア)』最終巻9巻までの考察と感想

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  1. 【完結】『きみを死なせないための物語(ストーリア)』最終巻までの考察と感想
  2. 『きみを死なせないための物語(ストーリア)』あらすじ
  3. 『きみを死なせないための物語(ストーリア)』の評価は
  4. 『きみを死なせないための物語(ストーリア)』の好きなところ
    1. シーザーの気持ちの描写が、細かく描かれていて良かった
    2. ネオテニイの4人が「愛」を知るところは良かった。
  5. 『きみを死なせないための物語(ストーリア)』のちょっと不満なところ
    1. 内容が浅く広げすぎな点がある
    2. アラタの「愛」の描写がもっと欲しかった
  6. 『きみを死なせないための物語(ストーリア)』の謎
    1. 大地のアラタへの感情は兄として?それとも?
    2. ねこの小型投影機器は結局誰のものだったの?
    3. アラタがマスクをしている理由がわかるのが3巻。(共感覚で視覚と嗅覚が混ざる)
    4. アラタはダフネー症患者の延命研究をするが、結局成功していない。
    5. ルイの足が生まれつき動かないことが説明されるのは3巻
    6. アラタの共感覚は何の意味があったのか
    7. キュヴィエの役割はいったい何だったのか
    8. シーザーのジジに対する気持ちは?
    9. ジジ以外のダフネー症患者はどうなったの?
    10. なぜソウイチロウはアラタがそんなに大事なのか?
    11. ジジの最期はどうなったの?
  7. 【完結】『きみを死なせないための物語』最終巻までの考察と感想 まとめ

【完結】『きみを死なせないための物語(ストーリア)』最終巻までの考察と感想

『きみを死なせないための物語(ストーリア)』は吟鳥子さんのSF漫画です。
最終巻8巻+1巻番外編です。9巻で完結です。

『ぼくの地球を守って』と似ているといううわさを聞き、読んでみました。

以下、ネタバレを含んだ考察と感想を書いています。まだ読んでいない方はブラウザバックでお願いします。

『きみを死なせないための物語(ストーリア)』あらすじ

宇宙に浮かぶ都市文明「コクーン」。国連大学の学生で、幼なじみのアラタ、ターラ、シーザー、ルイの4人組は、宇宙時代に適応した新人類“ネオテニイ”のこどもたちだった。ある日、彼らは歓楽街の路地で緑の髪の少女に出会う……。

Amazonより引用

「アラタ、ターラ、シーザー、ルイ」の4人はネオテニイ(幼形成熟)と呼ばれ、成長するのが遅く、何百年も生きる進化した人類。

京都コクーンに行ったアラタ、シーザー、ルイは祇園と呼ばれる美しい女性と出会う。祇園(ぎおん)は緑色の髪、緑色の瞳で、「ダフネ―症」という16歳ぐらいまでしか生きられない奇病を患っていた。

ルイは祇園に恋をし、2人は結婚式を揚げる。だが祇園は結婚式をした後、東京スペースツリーの最上階から落下し死亡した。

それから16年後、アラタのもとに「ダフネ―症」の女の子が現れる。

祇園の事件後、第二(キッシングパートナー)となったアラタとターラ、そしてシーザーとルイ。

ダフネ―症患者の女の子は”ジジ”と呼ばれ、シーザーのことが大好き。

コクーンの総人口は決められていて、役に立たない人物から「リストイン」と言われ、薬で永眠する。

10年前、シーザーとアラタは遠くに行けるロケットの作成を考えていた。ロケットは建設会社のリュカと一緒に作り始めて、形になり始めている。

ジジと同じダフネ―症患者の子がリストインしてしまう。ショックを受けるジジは「絶対シーザーと第三パートナーになる」と意気込む。

ジジに感化され、アラタに第三パートナーを申し込むターラ。するとアラタは「子供の頃に、君に第三パートナーのプロポーズをしている」と言い、ターラにキスをする。

小さいころ、とても記憶力が良かったアラタ。そのアラタの才能をみつけたひいおばあさんは、地球の本がたくさんある図書室をアラタに授ける。地球の本は禁書なため、アラタが読んだ後は本を燃やすように言われる。

シーザーはルイに第三パートナーのプロポーズをするが、断られる。そして第二契約まで解除される。

ダフネ―症患者の”マリィ”はラリック医師の診断を受ける。迎えにきたターラはラリック医師が性的行為をしているのをみつけ、ルイが通報する。

結果は医師をダフネ―が誘惑したとして、ダフネ―のマリィはリストインされる。

ルイとシーザーが第二契約を解除して2年。契約外で会っている。

コクーン国際技術学会に出席したアラタとリュカ。学会で発言したリュカは「禁書」の内容を話してしまう。

天上人に目をつけられたリュカは、襲われ足を銃で撃たれる。リュカはロケットに乗り込み、最大の禁忌である地球に降りようとする。

途中で国連軍の戦闘機にロケットを攻撃されるリュカ。リュカがその時目にしたものとは?

リュカが襲撃される映像を見て、アラタは天上人になることを決意する。

「アラタが天上人になれば、今までやっていたダフネ―の研究はどうなるのか」と問いただすターラに「生殖パートナーになってほしい」というアラタ。

アラタに平手打ちをして、泣きながら走り去るターラ。

アラタとの第一、第二パートナ―契約を解除したターラ。

アラタは天上人として仕事をしている際に、海洋生物学者のキュヴィエと会う。キュヴィエは男性だが、ターラにそっくりな外見をしていた。

ルイもアラタとの第一パートナー契約を解除していた。

アラタが天上人になったため、ダフネ―の研究をするものはいなくなった。
アラタと会えなくなって、悲しむジジ。

落ち込むジジに、自分の絵のモデルになってほしいというルイ。

ルイの部屋には「郵便屋さん」と呼ぶ長髪の男性が現れた。
シーザーの家には「先生」と呼ばれる長髪の男性、

シーザーはルイが書いたジジの絵を見て、涙する。

ターラはキュヴィエに生殖プロポーズをされるが断る。

国連大学から6人のダフネ―症患者が誘拐された。

『京都コクーン』にダフネ―の売春婦がいるという噂があるため、京都コクーンに潜伏する命を受けるアラタ。

アラタは京都コクーンで”ラクリモサ”という男性と会う。
偽のIDで京都コクーンに来ていることが、ラクリモサにばれて拷問されるアラタ。そこに老人が来てアラタを助ける。

ダフネ―の誘拐事件。長髪の守り人(プリペンダー)と呼ばれる男性が指示をしている。ターラも仲間だ。

ダフネ―誘拐時、ジジはシーザーの部屋にいたため、保護できなかった。

ダフネ―誘拐事件は、ターラが人権団体に要請して、ダフネ―を逃がすためのものだった。
シーザーはターラとジジを守る作戦を考える。

京都コクーンに祇園といた老人はもとは数理工学の専門家だった。祇園の数学の才能をほれ込み、国連大学から京都コクーンにさらった。
今も違法手術で永らえている老人は、祇園の残した数式を叶えるために生きていると言う。

キュヴィエが次の『神』に選ばれようとしていた。

ターラはシーザーに生殖パートナーのプロポーズをするが断られる。

部屋で二人きりになったシーザーとジジ。ジジはシーザーに迷惑をかけたくないが、あと2年で死ぬのは怖いと言う。手を握ってほしいというジジに答えるシーザーは「第三契約をしよう」と言う。

アラタは老人に銃をつきつけ「すべてを話せ」と言う。老人は京都コクーンの中にある東京タワーに案内する。溶接をはがすと、中にはジラフの研究したロケットエンジン「VASIMR(ヴァシミール)」があった。

シーザーとジジは、部屋でこっそり第三契約のお祝いをする。ターラとルイもお祝いにかけつける。その時、急に部屋にアラタが入ってくる。ドレス姿のジジを見て驚くアラタ。

その後、アラタとシーザーはジラフの元へ行く。ジラフの研究したロケットエンジン「VASIMR」が京都コクーンに隠されているため、ジラフに確認してほしいと言う。

「VASIMR」とネオテニイの寿命があれば隣の恒星「プロキシマ・ケンタウリ」に着くことができると言うアラタ。

ジラフの元から帰ってきたアラタは、ターラとルイと話す。
ターラに「俺の気持ちは何も変わらない」というアラタ。

京都コクーンに行ったジラフは、「VASIMR」であることを確認する。アラタが責任者になって、京都コクーンでロケットの完成させようとする。

アラタはターラに一緒に船に乗ってほしいと言うが、返事をもらえていない。
アラタはターラの両親に会いに行く。

母親に呼ばれたターラはデリー・コクーンの「タージマハル」へ行く。そこにはアラタがいた。

アラタは言う「ダフネ―が奇病だというが、長命のネオテニイこそが奇病じゃないのか。だからダフネ―の命の意味をみつけてやりたい」と。
そしてアラタはターラに「愛している」と告げる。

アラタとターラは第三契約を結んだ。

遠い宇宙へジジを連れていきたいというシーザーだが、肝心のジジは行きたくないという。

シーザーはロケットには乗らず、ジジと二人で地球に降下すると言う。
リュカたちと作っていた小さなロケットを使っていくというシーザーに、アラタは了承する。

東京コクーンに戻ったアラタはキュヴィエと会う。キュヴィエは天上人となっていた。

シーザーとジジの地球降下の日。ルイは郵便屋と一緒にいた。小惑星の動きに疑惑を持つ郵便屋に「あなた『ソウイチロウ』でしょう」というルイ。

ルイはソウイチロウに「地球降下する船が出た。船を止めてくれ」と言う。船に乗っているのはアラタかと問いただすソウイチロウにルイは答えない。

ソウイチロウは船を止めるために、全コクーン強制電源遮断を行う。
全コクーンは停電で真っ暗になる。コクーンから見える地球と思っていたものが木星だったことが判明した。

コクーンから見える地球は映像で、地球はすでに滅びたあとだったのだ。

船は天上人によって拿捕され、シーザーは捕まった。

ソウイチロウはアラタ、ターラ、シーザー、ルイの4人を呼び出す。
ソウイチロウは4人がロケットでコクーンを飛び立つのを公表したいという。
アラタはソウイチロウにコクーンを出発することを告げる。

アラタはジジに「ジジの生命のかけらを次の惑星に持ち込みたい」と言う。ジジの光合成する身体は、次の惑星で酸素を生み出す生命の始まりになると予測するアラタ。承諾するジジ。

1年後、ジジはシーザーに手を握られながら、絶命する。

その後、アラタ達4人はジジの生命のかけらをロケットにのせ、旅立つ。

小山内 夜という中学生の女子。

日本には宇宙エレベーターが出来ており、一日に100tの荷上げが可能になっている。

夜は一人の男子高校生と出会う。名前は本多総一郎。

二度目に夜と会ったときに「俺は宇宙へ行くよ」という総一郎。

夜は自分が持っているAIプレートフォンと同じものを拾う。
AIプレートフォンは大学の教員、海果(みか)のものだった。海果は総一郎と夫婦だと言う。

総一郎は地球が滅ぶことを予測し、宇宙にコクーンを作る計画を進めていた。海果に一緒に宇宙に来てほしいと言う総一郎。

夜は登校中に何者かに拉致される。気が付いたときはベッドの上だった。目が覚めたときは海果がいて、「これを総一郎にわたしてほしい」と「プレートフォンをなくしちゃだめよ」と言われる。

夜は最後の宇宙エレベータに乗せられる。
宇宙エレベータに乗れるのは、秘密を知っているものとその家族だけ。
海果は、夜と自分のプレートフォンをすりかえたのだ。何も説明されずにもう地球には帰れないと総一郎に言われる夜。
夜は海果から預かったものを総一郎に渡した。それは海果の凍結卵子だった。

海果のプレートフォンには「ごめんなさい。」という言葉と「本がたくさん積んであります。たくさん勉強してください」という言葉があった。

およそ30年後、夜は海果の凍結卵子を受精させて、子供を産みたいと言う。

本多大地17歳は、13歳のキュヴィエと出会う。大地とキュヴィエは第二契約を結ぶ。

キュヴィエと大地は大学卒業まで第二契約を結んでいた。その後、第二契約を解除。女性と第二契約を結んだ大地を横目でみるキュヴィエ。

何年か後、コクーンの真実が暴かれ、市民たちの暴徒に踏みつぶされているキュヴィエを見つけた大地。「愛してる」とうそをついてというキュヴィエに「愛しているから、生きろ!」という大地。

ジラフが事故に合い、脳にダメージを負ったことを聞かされるソウイチロウ。意図的にジラフが襲われたことを察し、怒り出す。

アラタ達4人は、コクーンを旅立つ。ジラフはアラタたちにニュースや音楽を届けることを約束した。

『きみを死なせないための物語(ストーリア)』の評価は

Amazonのレビューはなかなか良いです。

ただ私が評価をするなら★★★星3つくらいかな~、というところです。

オススメしたい人
  • SFが好きな人
  • BLが好きな人
オススメしない人
  • 恋愛物を読みたい人
  • ハラハラするストーリーが読みたい人

『きみを死なせないための物語(ストーリア)』の好きなところ

  • シーザーの気持ちの描写が、細かく描かれていて良かった
  • ネオテニイの4人が「愛」を知るところは良かった。

シーザーの気持ちの描写が、細かく描かれていて良かった

この話に出てくるキャラクターでは、一番シーザーが感情がわかりやすく、ルイへの気持ちや描写がたくさん書かれていましたね。ゆえにシーザーとルイの2人の話は良かったと思います。わかりやすかった。

シーザーがジジと地球降下を決めるあたりが一番面白かったかな。

ネオテニイの4人が「愛」を知るところは良かった。

この世界では、社会的地位にふさわしい相手とのパートナー契約が大事なので、「愛」で相手を選びません。「愛」は猥雑なものとして描かれています。

それなのにネオテニイの4人が「愛」を語るのです。
ルイは祇園さんを愛し(恋?)、シーザーはルイを愛し、ターラはアラタを愛し、アラタもターラを愛する。おそらく最後の方ではルイはシーザーを愛していたでしょう。

『きみを死なせないための物語(ストーリア)』のちょっと不満なところ

  • 内容が浅く広げすぎな点がある
  • アラタの「愛」の描写がもっと欲しかった

内容が浅く広げすぎな点がある

読みが浅いのか、私の理解が浅いのか、「一体なんだったんだ?」って感じなんですよね。

祇園さんに恋をしたのはルイ、でも表立ってダフネー(ジジ)を助けようとしたのはアラタ。でも実際ジジが好きになったのはシーザーで、守りたいと思ったのもシーザー。

というこのなんかまとまりのない関係がちょっとなーという感じです。

祇園さんに恋をしたのがルイなら、ダフネーを助ける研究をするのもルイで、主人公をルイにすればよかったのでは?と思います。

アラタの「愛」の描写がもっと欲しかった

絶対コレです!

ターラのことを愛しているなら、もっと「ああそうなんだな」っていう描写が欲しかった。そして二人が第三契約を結んだあとの、いちゃいちゃももっと欲しかったなーと思います。

シーザー&ルイに比べて感情の描写が少なかったなーと思います。

『きみを死なせないための物語(ストーリア)』の謎

  • 大地のアラタへの感情は兄として?それとも?
  • ねこの小型投影機器は結局誰のものだったの?
  • アラタがマスクをしている理由がわかるのが3巻。(共感覚で視覚と嗅覚が混ざる)
  • アラタはダフネ―症患者の延命研究をするが、結局成功していない。
  • ルイの足が生まれつき動かないことが説明されるのは3巻
  • アラタの共感覚は何の意味があったのか
  • キュヴィエの役割はいったい何だったのか
  • シーザーのジジに対する気持ちは?
  • ジジ以外のダフネ―症患者はどうなったの?
  • なぜソウイチロウはアラタがそんなに大事なのか?
  • ジジの最期はどうなったの?

大地のアラタへの感情は兄として?それとも?

オンラインのサイトで、アラタLOVELOVE発言をしていた「gaia(ガイア)」は実は弟の大地。
ひょっとして禁断の『愛』なの?って思ったんですが、どうなんでしょう。

兄弟なんだけど、むちゃくちゃベタベタしているし、8巻では「兄貴がここにいてくれるだけで十分だよ」と額にキスをしています。

が、決定的な描写はないので、ただのブラコンなのかな~?

9巻の最期ではキュヴィエに「愛している」と言った大地。大地が愛していたのはキュヴィエだったんでしょうか。それともキュヴィエの気持ちを感づいていて、いたたまれなくなったので「愛している」と言ったのでしょうか。

ねこの小型投影機器は結局誰のものだったの?

最後まで読みましたが、結局だれのものだったんでしょうか?
ルイが作ったものではないと否定していましたけど。

そしてこの小型投影機器は何の意味があったのでしょう?

アラタがマスクをしている理由がわかるのが3巻。(共感覚で視覚と嗅覚が混ざる)

1,2巻でアラタはマスクをしていますが、その理由がわかるのが3巻です。
共感覚とは、人のにおいで独特の映像が見えてしまうことのようです。

アラタはダフネー症患者の延命研究をするが、結局成功していない。

5年間研究をしていましたが、成功しませんでした。
その結論が「ジジの細胞を、他の惑星に持っていく」です。

これもなんだかなー、と思いました。

ルイの足が生まれつき動かないことが説明されるのは3巻

これも急に3巻から説明されましたね。ジジとの会話で急に言い出します。
1、2巻から車いすに乗っていたルイ。
病気なのか、事故なのか?と思っていましたが、生まれつきだとのこと。

アラタの共感覚は何の意味があったのか

共感覚で視覚と嗅覚が混ざるという特性があるアラタなんですが、いまいちこの特性を活かせてないと思いました。いる??

祇園さんの映像に苦しんだり、ジジの映像が見えたり、ラクリモサが視覚で見えたりしたけど、うーん。

これがあることでストーリーが何か進むわけでもなかったので、必要だったかな?と思います。

キュヴィエの役割はいったい何だったのか

キュヴィエの意味がわかりません!

最初は海洋生物学者でした。その後、なぜか水槽は割れて横たわるキュヴィエ。
そしてソウイチロウと接触していて、天上人に。

なんだったんでしょう~。書ききれなかった何かがあるのかな?
(だから9巻の番外編で描かれていた?)

成功者のターラに嫉妬していた?でも大地のことを愛していたようですし、なんだったんだ、彼は。

シーザーのジジに対する気持ちは?

シーザーは7巻でジジに対する気持ちを「猥雑な気持ちはいっさいもっていない。大切な第三パートナーだ」

7巻で、二人はキスしたような、結ばれたような、描写があるんだけど、いまいちハッキリしない感じ。読み手がどうとらえるか?なのかな。

シーザーにとってルイへの「愛」は辛いものだったようです。「愛」に解放されて良かったとも言っています。ただジジに対する気持ちは「大事」だからなんでしょうか。ジジの目の前でなくシーザーも辛そうで、そこには「愛」があったのではないかとも思いますね。

ジジ以外のダフネー症患者はどうなったの?

誘拐されたダフネー症患者ですね。(ジジはダフネーの部屋にいなかったため誘拐されていない)
京都コクーンで、ラクリモサが「全員無事だ」と言っていましたが、それが最後の消息です。

その後、なんの描写もありません。
アラタが天上人になってからは、今後ダフネーが出生しても、守られなくなったと予測しています。

なぜソウイチロウはアラタがそんなに大事なのか?

8巻でソウイチロウは「人類は【アラタ】をうしなうわけにはいかない。【アラタ】に比べれば【地球】などかびの生えた救済振興。」と言っていますね。

そんなに大事なら、8巻までアラタが大事だという描写をいくつか入れてほしかった。
急に8巻で「アラタ、アラタ」言い出して、何なんだよ~と思いました。

要するにアラタだけが、自分が愛した海果の子供の子孫であるということ。他のネオテニイは意図しない人工授精で作られた子孫なので、大事さが違うんでしょうね。アラタの記憶力がすごいこと、地球の禁書が全部頭に入っていることもソウイチロウは知っていたんでしょうか。

ジジの最期はどうなったの?

最後、ジジがシーザーに手をつないで絶命したとき、一瞬葉っぱのような、ツルのようなものになり消えています。

この描写から「死んでから培養ケースには入れる」「死んですぐ入れる」ことは不可能っぽいです。
なので死ぬ直前に、細胞を培養ケースに入れられて、シーザーに看取られ絶命したのかな、と思いました。

【完結】『きみを死なせないための物語』最終巻までの考察と感想 まとめ

「ぼくの地球を守って」が好きな人は、この作品好きだと思う・・・という話を聞いたのですが。
うーん、どうにも似ていないし、「ぼくの地球を守って」の大ファンの私にとっては、この話はあんまり・・・って感じでした。

独特な雰囲気のSF漫画であることは確かなので、好きな人は好きでしょう。
私もこの話は良かったと思います。すっごく感動した!とかではないですが。

わからない点を上げましたが、もし「それはこうだと思うよ!こう描いてあったよ!」などと分かった方がいらっしゃったらコメント欄によろしくお願いします。
あと私の読みが浅いところもあるかと思うので、なにか違った解釈をしていた場合もコメント欄にコメントをよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

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